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平成19年度 第64回総会(愛媛県)
第64回全国保健所長会総会 |
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議事録(2586KB)(平成20年3月27日掲載) | |||||||||||||
平成19年10月23日10時から 愛媛県松山市メルパルク松山にて |
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会員数 :518(兼務も含む) 出席者数:132名 委任状数:259名 |
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司 会:南部 由美子(福岡市東保健所) 開会の言葉 副会長:伊藤 善信(秋田県秋田中央保健所) 会長挨拶 角野 文彦(滋賀県東近江保健所) この10年は保健所にとって激動の時代だった。地域保健法施行、保健と福祉の統合、保健所長医師資格等々危機的なことが次々起こった。 会則変更し、代議員制から全員総会とした。医療制度改革保健所研修は全国の会員300名参加した。 このような激動の時代ではあったが、会員全員の努力により昨年は理事会に辻次官がおいでになって、保健所に対する熱い思いを語っていただいた。 この7月20日の国の通知文には、医療計画策定及び推進における保健所の積極的の関与が示された。 |
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![]() 全国保健所長会会長表彰 表彰式 第53回受賞者(176KB) :愛媛県宇和島保健所 村中雅行 殿 他56名 60周年記念特別表彰式 20年以上保健所経験のある現役保健所長 愛媛県竹之内直人所長ほか70名 (50周年表彰者は除く) 受賞者(186KB) |
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来賓祝辞 厚生労働省健康局長:西山 正徳 様 (国会中につき、岡本浩二参事官代読) 7月に策定した「新健康フロンティア戦略」 に基づき、国民の健康寿命の延伸に向け予防を重視した健康づくりを展開する。 保健所には地域・職域連携推進協議会等の場を通じて自治体、事業者、医療保険者等の連携体制の構築を支援する役割が求められている。 平成20年度からは、生活習慣病対策としての健診保健指導体制が市町村から医療保険者へと大きく変わるが、保健所はその円滑な実施にむけ地域での技術的支援をお願いしたい。 また保健所は健康危機管理の拠点として活動していただいているが、先の中越沖地震については全国から のべ3000人以上の保健師等を自治体から派遣があった。改めて深謝したい。 ここ数年、地方分権改革の一環として保健所の設置基準の緩和、保険所長の医師資格要件の見直し等が求められてきている。厚生労働省としては、保健所を設置しようとする自治体においては、関係法令等に基づく保健所の業務が円滑に推進できる人員設備が確保が必要。保健所長については、健康危機管理事例が発生したときの対応能力と平常時からの関係団体との調整が必要なため、公衆衛生に精通したより高い水準の医師が必要であると申し上げている。 今後とも保健所には、広域的専門的技術的な地域保健の拠点としてご尽力をお願いしたい。 愛媛県知事:加戸 守行 様 (知事補佐官 永野 英詞 様代理) 愛媛県医師会長:久野 梧郎 様 |
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![]() 講 演 (地域保健の最近の動向) 厚生労働省大臣官房参事官:岡本浩二 様 資料(166KB) 講演資料(8006KB) 追加:保健所長医師資格の特定措置についての調査(回答130自治体) 医師以外の資格者の配置を検討しなかった115自治体 医師以外の資格者の検討をした:8自治体 今後検討予定あり:5自治体 意見 31%医師のままでよい。 4%特例措置2年の延長望む。 6%特例措置の緩和 9%保健所長医師資変えるべき 本日午後地方分権推進委員会で 保健所の設置基準と保健所長医師資格、各自治体の調査結果について厚生労働省へのヒアリングがある。 |
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会長講演 60周年を迎えて 会長 角野 文彦(滋賀県東近江保健所) 講演資料(1186KB) 保健所の役割:地域の公衆衛生活動の拠点。(健康危機管理だけでも医療連携だけでもない) 保健・医療・福祉を包括的に ニーズ主導性とサービス主導性(制度の創造性と制度ありき) 県型と市型の違いはあるか(視点は違っても対象は同じ)市型が全国人口の半分を対象としている。 保健所医師(公衆衛生医師) 次は70周年です。 |
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祝電 社団 日本食品衛生協会 |
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総 会![]() 議 長:愛媛県 土井光徳(愛媛県松山保健所) 副議長:福岡県 平野彰一(福岡県久留米保健所) 議事録署名人: 上田昭(愛媛県今治保健所) 竹之内直人(愛媛県西条保健所) 報告事項 総会資料 平成18年度報告資料(1156KB) 平成19年度報告資料(826KB) 会務報告、総務担当報告:土居 浩(長崎県県央保健所) 渉外担当報告:宇田 英典(鹿児島県鹿屋保健所) 学術担当報告:佐々木 隆一郎(長野県飯田保健所) (財)日本公衆衛生協会委託研究(平成19年度地域保健総合推進事業) 採択13件 研修担当報告:山田 全啓(奈良県郡山保健所) H20/1/31~2/1京都市研修案内(306KB) 広報担当:中西 好子(練馬区保健所) 掲載ページは900ファイル、月総アクセス40万、TOPページアクセスが26万件を超えた。 |
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委員会報告 地域保健の充実強化に関する委員会 委員長:廣田 洋子(北海道帯広保健所) 健康危機管理に関する委員会 委員長 :岸本 泰子(島根県県央保健所) 60周年記念誌作成委員会 委員長:伊藤 善信(秋田県秋田中央保健所) 議 事 1.平成18年度事業報告及び収入支出決算報告 総務担当:土居 浩(長崎県県央保健所) 監査報告 監 事:井口 ちよ(江東区保健所) 2.平成19年度補正予算(案)について(376KB) 総務担当:土居 浩(長崎県県央保健所) 3. 平成20年度事業計画(案)及び収入支出予算(案)について(116KB) 4.役員改選について 推薦委員会委員長:村主 千明(新宿区保健所) 推薦委員会の推薦者 次期会長候補 愛知県半田保健所長 澁谷 いづみ 先生 次期監事候補 福島県県南保健所長 遠藤 幸男 先生 江東区保健所長 井口 ちよ 先生 和歌山県御坊保健所長 野尻 孝子先生 承認 澁谷次期会長挨拶; ![]() 角野会長が進めてこられた「外に向かってものが言える、目に見える保健所長会」を推進していきたい。 自分が30歳で保健所長に任命されたときには「保健所長は自ら考え、行動し、地域の期待に応える事」が自分の原点だが、初心を忘れずにがんばっていきたい。 これまでは、この場で副会長を指名してきたが、任期が来年4月ということでこの場ではしない。 役員として指名する所長の方々のみならず、全国それぞれ厳しい事情があるが、地元やブロックで支えてくださっている所長お一人お一人にも参加と支援をお願いし、みなさんの力を結集し課題を解決していきたい。 |
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5.その他 名誉会員の推戴 澤 節子 (前)東京都墨田区保健所長 眞田英機 (前)長野県長野保健所長 木村眞理 (前)愛媛県今治保健所長 なお、今回の総会に以下の名誉会員のご出席がありました。 松崎奈々子様(元 新宿区四谷保健所長) 長谷部 碩様 (元 渋谷区渋谷保健所長) 井上 一男様(元 北海道旭川保健所長) 小倉敬一様(元 千葉市保健所長) 藤原 靖様(元 徳島県徳島保健所長) 岡本祥成様(元 静岡県西部保健所長) 岡田尚久様(元 島根県松江保健所長) |
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6.次期開催地代表あいさつ 福岡県:平野彰一(福岡県久留米保健所) 平成20年11月4日(火)福岡県博多 福岡国際会議場 懇親会は隣のサンパレスで。 |
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(財)日本公衆衛生協会挨拶 (財)日本公衆衛生協会理事長:北川 定謙 様 60周年おめでとう。地方分権の流れ、健康危機管理、医療制度改革等さまざまな動きがある。 このような中、公衆衛生協会としても保健所長会に協力、支援していきたい。 諸外国との交流、情報交換を企画している。保健所長会から4名代表を選んで、アメリカドイツ等研究する予定。 保健文化賞に応募を;団体応募は活動実績10年以上 要綱は第一生命HP |
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[記念講演会] ![]() ![]() 講演内容 1.健康と文明の関係について 2.H5N1型インフルエンザに関する現状分析 鳥インフルエンザ対策⇒封じ込め対策⇒パンデミック対策の3段階 鳥インフル(H5N1)は確実に特にアジアで広がりつつある。致死率60%これが下がるときがパンデミックに移行時期か?基本は日常的な早期の発見と迅速な対応、早期対応;Action1文責と意思決定 Action2封じ込めの実施 3.健康被害に対する人類の関与と今後の課題 自殺は日本だけでなくサモアでもどこでも世界中で増えている。関係性の喪失、地域社会の崩壊⇒社会の再構築、地域の活性化 講演資料(5426KB) 座長:角野 文彦(滋賀県東近江保健所) 閉会の言葉 副会長:澁谷いづみ |
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保健所長敬称略 |
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平成19年10月23日掲載 平成19年11月1日講演PPT更新 平成20年3月27日更新 文責;広報担当 練馬区保健所長 中西好子 |